エラ・ヴァレーの土壌が醸し出す魅惑たっぷりの赤ワイン【メルロー｜イスラエル】

エラ・ヴァレー・エステート｜メルロー

絶妙のバランスの良さと心地よい飲み心地溢れる赤ワイン

プラムやブラックベリー、ラズベリーの熟成感漂う抑制された果実風味と共に、土の香り、タバコ、チョコレートやエスプレッソのアロマに包まれ、余韻に漂うハーブの香りが品の良さを添えながら、幾重にも重なった豊かなストラクチャーがたぐいまれなバランスの良さと力強くどっしりとした味わいを醸し出しています。

厚みのあるふくよかな飲み口に柔らかなタンニンと適度のスパイシーなアクセントが絡まり合い、深み、奥行きを匂わせながら、複雑味豊かな雰囲気に包まれた、エレガントでゆったりと落ち着いた時間が流れる何とも心地よい飲み心地が広がるのです。

歴史香る土壌が醸し出す魅惑に満ちた味わい

柔らかな口当たりで飲みやすく、品の良い味わいはどんな場面にも合いそうですが、料理はあまりくどくない味わいのものがおすすめでしょう。
前菜と一緒に楽しむのも良いですし、鶏肉やラム肉にもぴったりです。

歴史香るジュディアンヒルズの土壌が醸し出す個性豊かな味わいは何とも魅惑的であり、心地よくて飲むのが止まらなくなる、楽しさ溢れる赤ワインなのです。

古代からブドウ栽培と上質なワイン醸造が行われていた伝統の復活
エラ・ヴァレー・ワイナリーは、エルサレムから西へ40km程の所に位置するジュディアンヒルズのエラ・ヴァレー（エラの谷）と呼ばれる緑豊かな山間に拠を構え、3つのブドウ畑を所有しているエステート・ワイナリーです。
ここでエステート・ワイナリーとは、フランスの「シャトー」や「ドメーヌ」と同様に、自社で葡萄畑を持ち、栽培から醸造、瓶詰までのすべてを一貫して行っているワイン生産者を指しています。

長年に渡ってイスラム教民族による支配が続いたため、この間にワイナリーは破壊され、限られた宗教上の理由を除いてワイン作りは禁止されていましたから、この地域でのブドウ栽培の歴史はすっかり忘れ去られていました。

そんな中で1990年代初期になって、ほんの一握りの人達ですがこの地域でのブドウ栽培やワイン生産の歴史に着目し、伝統の復活に努力し始めます。
1998年に設立されたエラ・ヴァレー・ワイナリーは、この歴史的な伝統の復活に当初より携わってきたワイナリーであり、この地で何千年も続いてきた古代のワイン作りの文化を再興し、これに現代のワイン醸造の知識と技術を融合した豊かで質の高いワイン造りに取り組んでいるのです。

※エラ・ヴァレー・ワイナリーについて詳しくはこちら：『エラ・ヴァレー・ワイナリー』