日本からイスラエルへ向かう

エルサレム

エルサレム旧市街の風景



羽田空港から出発?

羽田の国際空港化が加速した事もあって、またぞろアジアのハブ空港化へ期待する記事が散見されます。

日本からイスラエルへは大韓航空・仁川経由で行く事が多いのですが、仁川と羽田・成田との圧倒的な規模の差を見せ付けられますと、羽田・成田のハブ空港化と言ってもそう簡単ではないように思えますがいかがでしょう。
イスラエルへ行くのにヨーロッパ経由のルートがありますから、ハブ空港の話は別にして、羽田出発はもちろん考えられますが。


イスラエルへ

さて便利さと費用の面を考えますと、イスラエルに向かうには大韓航空を利用し、仁川経由の直行便を利用するのが最も便利でしょう。
それもイスラエルのベン・グリオン国際空港に到着するのが夜でもまだ活動しやすい時間帯で、安全面からもお勧めです。
エールフランスなどを使ってヨーロッパ経由で行く事もあるのですが、イスラエル到着が深夜になり、さらにホテルに着くのが午前3時過ぎとなり、何となく一泊損をした気分になってしまいます。

それにしても仁川からイスラエルへ直行便があるなんて、すごいと思いません?
最近では韓国人そして中国人が大挙してイスラエルを訪問していて、イスラエルとのビジネス交流では日本は出遅れた感がありますね。

サムライインキュベート体表取締役の榊原さんが、『イスラエルと日本の架け橋プロジェクト』なる活動を通じて、日本―イスラエル間の直行便就航の話を進めているそうですが。



ベングリオン国際空港に到着

ベングリオン国際空港に到着し、入国審査に臨む事になるのですが、ここで良く耳にしますのが出入国スタンプはパスポートに押さない方が良いと言う話。

アラブの国(一部)では、パスポートにイスラエルのスタンプがあると入国拒否されてしまうらしいのです。
そしてイスラエルの入国審査官もそこは心得ていて、『スタンプを押さないで。』と言うと別の紙に押してくれるのだそうです。


ベングリオン空港


私は、当時はイスラエルの会社に勤めていましたから、避ける訳にもいかないと覚悟(?)を決め、『押していいよ』と言いますと、『本当にいいのか?』と聞き返した審査官の顔が実に親しみ深い表情をしていた事が思い出されます。

...と言う訳で、私のパスポートにはイスラエルの出入国スタンプがべたべた押してあるのですが、このおかげもあるのでしょうか、イスラエル出入国の際はいつもスムースでトラブルにあった事はありません。

いずれにしろ、当面アラブの国へ行く予定はありませんので問題は無い訳ですが、仮にアラブへ行く場合にはパスポートの再発行手続きをした上で行った方が良いそうです。
まるで都市伝説のような話ですが、イスラエルの入国審査官の対応を思い起こしますと本当のようにも思えます。



空港からタクシーでホテルへ

入国審査を経て、ようやくタクシーでホテルに向かうのですが、このタクシーがなかなか難儀です。
以前は概ねメーターに従って払っていればよかったのですが、最近では大抵タクシー運転手との交渉が始まります。それも動き始めて空港を出る辺りで、ここで降ろされてもちょっと困ると言う雰囲気が漂い始める頃に、おもむろに切り出されるのです。

『△△ホテルまで□□シェケルでどうだい...?』
さすがにここで『NO』と言って車を降りるような面倒は避けたくなるじゃありませんか。いえ、決して『NO』と言えない日本人と言う訳ではありません。
新米の運転手も多いのか向こうも交渉に慣れていない場合もあって、随分低い価格を言われて笑える事もあるのですが。


テルアビブ

イスラエル人の友人とこの話をしますと『最初にメーターで行ってくれと言えば大丈夫。』と気楽なものです。
ですが何となく有無を言わさぬ空気が流れ、しかも深夜近くで、タクシーの中で1対1とは言っても気分的には多勢に無勢、そして既に空港を出て高速道路を走っている状況下な訳です。
さて、さて、どうしたものでしょう。

イスラエルは観光立国を目指しているとか。
宿泊施設(ホテル)の増強など様々な計画が進んでいるようですが、このタクシーの印象はいただけません。



*** 【アップデート】 ***
上述の話は、イスラエルの人口がまだ700万人に届かない頃の話です。
いまや人口は900万人を超えていまして、状況はすっかり変わっていますから、上述のような経験ももう出来ないでしょう。

当時の帰りの話ですが、ベングリオン空港でワインをたくさん購入した時に、店員がそのまますっと渡すので『これでは免税扱いにならないのでは?』と聞きますと、『これで大丈夫!』と気楽に言うので、そのまま機内に持ち込んだのですが、なんてことはありません。
途中の仁川空港を通過出来ず、泣く泣く全てを置いてきたこともありました...

そんな当時から販売を続けておりますのがティシュビのワイン。中でもエメラルド・リースリングがすっかり気に入りましてね。ほのかな甘みの中にイスラエルの空気を感じたものでした。
このエメラルド・リースリングも今ではフレンチ・コロンバールとのブレンドワインに姿を変えて、名前もフレンチ・リースリングとなっていますが、変わらぬほのかな甘みと苦みの中にイスラエルの匂いを当時のままに感じさせてくれています。


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