TOP >美味しくて飲みやすいイスラエルワイン >ユニークなワイン造で魅力を放つシーホース・ワイナリー(Seahorse winery)
シーホース|エルール
( Seahorse Elul )タイプ | :赤ワイン |
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ぶどう品種 | :カベルネ・ソーヴィニヨン 70% プティ・シラー 16% シラー 14% |
アルコール度数 | :13% |
生産年 | :2020年 |
容量 | :750ml |
味わい | :辛口 フルボディ |
熟成 | :フレンチオーク樽及び アメリカンオーク樽にて18ヶ月樽熟 |
生産地 | :イスラエル|ガリラヤ |
カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・シラー、シラーのブレンドで、ワイナリーのフラグシップ・ワインです。
毎年、完璧といえる質の高い葡萄が収穫されているガリラヤの葡萄園で育てられた葡萄が使われ、フレンチオーク樽及びアメリカンオーク樽を使って18ヶ月間熟成された深みと複雑味豊かなワインとなっていて、15 年以上の長期熟成が可能です。
エルールとは、ユダヤ暦の12番目の月(最後の月)を指し、グレゴリオ暦では8月〜9月に当ります。イスラエルではちょうど葡萄の収穫が始まる頃ですね。
シーホースが奏でる品の良いフルボディの味わい
色合は紫がかった赤紫色で、黒っぽさも漂います。
抜栓直後から豊かなタバコの香り、土の香りが漂い、落ち着きのある酸味と控え目なタンニンが溶け合ったしっとりと重たい飲み口が広がります。
甘さを抑えたプラムやブラック・ベリーの凝縮した果実味が漂い、どっしりとした口当りが印象的ですが、控え目な姿勢が目立ち、少し時間をおいた方が良い事を暗示しています。
そして時間の経過と共に...
味わいに奥行きと広がりを見せ始め、飲み口も徐々に透明感を増し、綺麗な酸味にベリー系の果実味が溶け合ったバランスの良い飲み心地が存在感を主張し始めます。
これに奥の方からしっかりと溶け込んだタンニンが静かに顔を出して、品の良い複雑味を添えます...
タバコ香、土の香り、皮革、腐葉土の豊かな香りが広がり、ブラック・ベリーやプラムの凝集した果実香に少し苦みも伴うハーブの香りも重なって、豊かなストラクチャーに恵まれた、とてもバランスの良い魅力溢れる飲み心地を奏でるのです。
エルールを楽しむには...
抜栓後、少なくとも2時間はそのまま置いておくか、ディキャンタージュがお勧めでしょう。
果実味、酸味、タンニンが見事に溶け合った、フルボディの飲み口の引き込まれるような調和の取れた味わいが輝きを放ちます。
時間が立てば立つほど透明感が増し、ふくよかな余韻に浸る心地よさが広がります。今後の年数を重ねる毎に、一層の魅力が期待されるのも頷けるシーホースのフラグシップ・ワインです。
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シーホース・ワイナリー ( Seahorse winery )
シーホース(タツノオトシゴ)と名付けられたワイナリーですが、タツノオトシゴに何か関連がある訳ではなく、『素晴らしい生き物』という意味合いを込めて名付けられているそうで、エルサレム郊外に拠点を置くエステート・ワイナリーです。
ワイナリーが創設されたのは2000年。ワイン造りに毎年同じワインが造られるように管理する考えは無く、その年のブドウの品質と個性がその年のワインを形作るというコンセプトで、ヴィンテージが違えばそれぞれ個性のある別のワインと捉えた方が良いでしょう。
最初からオーガニックワイン造りが行なわれているのも特徴ですし、従来のイスラエルではメジャーな品種として取り上げて来られなかった(最近は様子が変わってきていますが)シュナン・ブラン、シラー、グルナッシュ、ジンファンデルそしてムールヴェードルといった葡萄品種が主流を占めているのもワイナリーの特徴となっています。
そしてワインの名前も個性的です...もちろん葡萄品書の名前が付いた物もありますが、中核のワインには、今は亡きワイナリーの職人の名前や有名なアーティストからとった名前が付けられています。
レノン、ジェームス、アントワーヌ、エリュール、ヘミングウェイ.....みなワインの名前なのです。
※シーホース・ワイナリーの他のワインについてはこちらを参照:
『シーホース・ワイナリー』
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