タイプ | :赤ワイン |
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ぶどう品種 | :メルロー 92% カベルネ・ソーヴィニヨン 8% |
アルコール度数 | :14.5% |
生産年 | :2017年 |
容量 | :750ml |
味わい | :辛口 フルボディ |
熟成 | :12ヶ月樽熟 |
その他 | :コーシャワイン |
生産地 | :イスラエル|エラ・ヴァレー |

セットに含まれるワインの種類(750ml x 2本):
1)エラ・ヴァレー・エステート|メルロー
2)ティシュビ・エステート|メルロー
エラ・ヴァレーとティシュビの特徴溢れ豊かな味わい息づくメルロー種の赤ワイン飲み比べセットです。
幾重にも重なった豊かなストラクチャーがバランスの良さと力強くどっしりとした味わいを醸し出し、魅惑たっぷりの味わいで食欲をそそります。

エラ・ヴァレー・エステート|メルロー
( Ella Valley Estate Merlot )
メルロー品種はエラ・ヴァレーの地質にとても良く向いていて、出来上がったワインもメルロー品種の特徴をよく映し出すと言われています。このメルローもエラ・ヴァレーの特徴をよく現わしていて、他の地域のワイナリーとの違いを際立たせています。
フレンチオーク樽にて12ヶ月間の熟成を経て出荷されています。
エラ・ヴァレーの特徴溢れる豊かなメルロー
色合いは赤みがかった赤紫色。
プラムやブラックベリー、ラズベリーの落着いた果実香が漂い、これに土の香りやタバコ香が品良く重なります。
さらに余韻にはチョコレートやエスプレッソのアロマも顔を出し、ハーブの香りに包み込まれます。

複雑味溢れる魅惑に満ちた味わい
溶け込んでいるいろいろな味わいがふくよかに湧き上がります。
歴史香るイスラエルの土壌が醸し出す複雑味溢れる味わいは何とも魅惑的であり、心地よくて飲むのが止まらなくなる、楽しさ溢れるメルローなのです。
詳しくは『こちら』
*エラ・ヴァレーの他のワインはこちらを参照:『エラ・ヴァレーのワイン一覧』
ティシュビ・エステート|メルロー
( Tishbi Estate Merlot )
タイプ | :赤ワイン |
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ぶどう品種 | :メルロー 93% カベルネ・ソーヴィニヨン 7% |
アルコール度数 | :13.5% |
生産年 | :2012年 |
容量 | :750ml |
味わい | :辛口 フルボディ |
熟成 | :12ヶ月樽熟、ノンフィルター |
その他 | :ヴィーガンワイン コーシャワイン |
生産地 | :イスラエル|ネゲヴ砂漠 (スデ・ボーケル) |
ネゲヴ砂漠にあるスデ・ボーケルの葡萄園で育てられたメルロー品種に、ガリラヤ地方のレバノン国境近くにあるクファー・ユーヴァルで収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされています。
それぞれ最初の圧搾で得られるジュースのみを使用して造られ、ブレンドの後にオーク樽で12ヶ月間熟成され、ノンフィルターで瓶詰めされています。色は深いガーネット色。ブラックベリーやラズベリー、ハーブ、カカオのアロマ、湿った土の香りが漂い、穏やかで優しさとふくよかさに溢れた味わいが広がります。
【味わいの特徴】
このネゲヴ砂漠で収穫されたティシュビ・エステートのメルロー 2012は、色合いは黒っぽさの漂う深いガーネット色をしていて、まろやかなタンニンにスモーキーな風味が溶け合い、熟成を重ねた落着いた味わいを見せています。
普段のメルローとは一線を画す、砂漠の厳しい環境の中で育まれた凜とした気品が漂い、複雑味溢れる香りと余韻の広がる充足感に満ちた存在感を放っています。
熟成を重ねた落着いた味わいが何とも魅力的で...

澄んだ酸味と深みのある果実味がバランス良く溶け合い、後から膨らみのあるタンニンが柔らかなアクセントを添えて優しく重なります。奥の方からミネラルも顔を出し、これにハーブの香り、カカオやビターなチョコレートのニュアンスが寄り添い、落着いた雰囲気を漂わせています。
重みのある口当たりにしっとりと落ち着いた優しさが広がり、年数を重ねた豊かな味わいが溢れ出します。
詳しくは『こちら』
*ティシュビの他のワインはこちらを参照:『ティシュビのワイン一覧』
【ワインの生産地】
※ ジュディアンヒルズ
エルサレムの北に広がる山岳地帯からヘブロンの南にあるヤティールの森にまで広がる新たな開拓地域であり、著名なブティックワイナリーが多数興隆し、高品質ワインが生み出されることで知られています。
標高500m〜1,000mの地域であり、気温は昼間暖かですが夜は涼しくて、ワイン造りには最適な気候環境です。高い山頂では積雪も有り、冬の気温は0℃〜18℃である一方、夏には15℃〜30℃にまで気温が上昇します。石灰岩の薄い層が広がっていて、石の多い土壌が特色です。
※ ネゲヴ砂漠(スデ・ボーケル)
ネゲヴは砂漠地帯でイスラエル南部に広がり、国土の半分を占めています。北東にある標高が500mほど、年間降雨量が150mm程の地域にブドウ園が開拓されていて、土壌は黄土と呼ばれる風で運ばれたローム層の堆積土が広がっています。
一方中央のネゲヴ高地に位置するスデ・ボーケル地区は、標高は700m〜1,000m、降雨量は年間50mm〜100mmほどで、砂地のローム層の土壌が広がっています。
日中は暑く(夏には15℃〜40℃)、夕方から夜には冷たい空気に包まれる寒暖差の激しい気候の中でのワイン造りが続けられています。朝方はしばしば霧に覆われますが乾燥していて、また気温が低いことから、ぶどうが病気にかかりにくい利点があるようです。
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エラ・ヴァレー・ワイナリー
( Ella Valley winery )

古代からブドウ栽培と上質なワイン醸造が行われていた伝統の復活
エラ・ヴァレー・ワイナリーは、エルサレムから西へ40km程の所に位置するエラ・ヴァレー(エラの谷)に拠を構え、3つのブドウ畑を所有しているエステート・ワイナリーです。
長年に渡ってイスラム教民族による支配が続いたため、この間にワイナリーは破壊され、限られた宗教上の理由を除いてワイン作りは禁止されていましたから、この地域でのブドウ栽培の歴史はすっかり忘れ去られていました。
そんな中で1990年代初期になって、ほんの一握りの人達ですがこの地域でのブドウ栽培やワイン生産の歴史に着目し、伝統の復活に努力し始めます。
1998年に設立されたエラ・ヴァレー・ワイナリーは、この歴史的な伝統の復活に当初より携わってきたワイナリーであり、この地で何千年も続いた古代のワイン作りの文化を再興し、これに現代のワイン醸造の知識と技術を融合してプレミアムワインの生産に取り組んでいるのです。
※エラ・ヴァレー・ワイナリーについて詳しくはこちら:『エラ・ヴァレー・ワイナリー』
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ティシュビ・ワイナリー ( Tishbi winery )

イスラエルのワイン業界において最も古いプレイヤーの一つ
ティシュビ・ワイナリーは、1882年にミハエル・カミレツキーとマルカ・カミレツキー夫妻がリトアニアより移住し、イスラエルのワイン作りで重要な役割を果たしたエドモンド・ロスチャイルド男爵の依頼を受けてジフロン・ヤアコヴでブドウ作りを始めた事に由来します。そんな経緯から、男爵(バロン)にちなんでバロン・ワイナリーと呼ばれていた時期もあり、イスラエルのワイン業界において最も古いプレイヤーの一つです。
一世紀以上にも渡って、男爵がその基礎を作り上げたカーメル・ワイナリーの為にブドウ作りを続けていましたが、1984年にミハエルの孫にあたるジョナサン・ティシュビによってティシュビ・ワイナリーが創設されます。
以後一貫してファミリーによるワイナリー経営が行われていて、葡萄作りに農薬や、殺菌剤、除草剤等々を使用せず、また肥料を使う事も無く、土壌の持つ力を信じてブドウを育てるやり方を引き継いでいます。
ヴィーガン認証を取得しているのも、こんな背景があるんですね。そしてカルメル山麓(ジフロン・ヤアコヴ)から始まったブドウ作りもガリラヤ地方、エルサレム近郊のジュデアンヒルズ、そして南のネゲヴ砂漠とイスラエル全土に広がりを見せています。
※ティシュビ・ワイナリーについて詳しくはこちら:『ティシュビ・ワイナリー』

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