
ティシュビ・ヴィンヤーズ|メルロー
( Tishbi Vineyards Merlot )タイプ | :赤ワイン |
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ぶどう品種 | :メルロー 100% |
アルコール度数 | :12.5% |
生産年 | :2017年 |
味わい | :辛口 ミディアムボディ |
その他 | :ヴィーガンワイン(Vegan) コーシャワイン(Kosher) |
生産地 | :イスラエル|ショムロン |
このメルローはカルメル山麓南側に位置するショムロン地域の葡萄園で育てられたメルロー種100%のワインです。
幾分紫色がかった色合で若々しさも匂わせながら、ハーブの香りやブルーベリーの果実香が湧き上がります。
軽やかで爽やかな酸味に澄んだタンニンが重なり、これにミネラル感も顔をのぞかせて複雑味を演出し、清涼感漂う穏やかな味わいが飲みやすさとともに食欲を誘います。日々の食事と共に楽しむデイリーワインとしてピッタリの1本です。
ティシュビのちょっと贅沢なデイリーワイン

自然味溢れる軽やかで飲みやすいメルロー
ティシュビのエントリーワインであるヴィンヤーズ・シリーズは、自然志向の綺麗な口当たりに軽やかで飲みやすい味わいが魅力のデイリーワインです。
このメルローも柔らかな土の香りや干し草を思わせる香りの中にブルーベリーやラズベリーの明るく爽やかな果実香が折り重なり、余韻に柔らかな渋みがそっと顔をのぞかせながら、明るく軽やかな味わいが広がります。

しっとりと濃密感も漂う豊かな果実味を優しいタンニンが包み込み、さらに後からハーブやミネラル感も現われて複雑味を漂わせながら、ミディアムボディの軽やかな味わいながらもバランスの良い穏やかな味わいを見せています。

気取らない明るく軽やかで、そして自然味漂う香りを添えて、さりげなく深みを匂わせながら気軽に楽しめる趣が実に良いですね。
ティシュビのワインはいつも食事を楽しませてくれる食への拘りと気配りが感じられるのです。
白身の魚でも鶏肉でも、魚料理にも肉料理にも合いそうで、家族や友人と日々の豊かな食事を彩るに相応しい1本でしょう。
*ティシュビの他のワインはこちらを参照:『ティシュビのワイン一覧』
※ ショムロン地域
ショムロンは、1880年代にエドモンド・ロスチャイルド男爵によって最初に開拓された、イスラエルでは最も伝統的かつ最大のワイン生産地域です。カルメル山麓南側に位置するジフロン・ヤーコヴとビンヤミナの2つの町を中心にブドウ畑が広がっています。
カルメル山麓の寒冷気候と地中海の温暖な気候の両方の恩恵を受け、また石灰質の粘土、テラ・ロッサ、白亜質の石灰岩などが入り交じる特色ある土壌に恵まれ、古くから大々的に生産が続けられている地域の一つです。
ティシュビ・ワイナリー ( Tishbi winery )

イスラエルのワイン業界において最も古いプレイヤーの一つ
ティシュビ・ワイナリーは、1882年にミハエル・カミレツキーとマルカ・カミレツキー夫妻がリトアニアより移住し、イスラエルのワイン作りで重要な役割を果たしたエドモンド・ロスチャイルド男爵の依頼を受けてジフロン・ヤアコヴでブドウ作りを始めた事に由来します。そんな経緯から、男爵(バロン)にちなんでバロン・ワイナリーと呼ばれていた時期もあり、イスラエルのワイン業界において最も古いプレイヤーの一つです。
一世紀以上にも渡って、男爵がその基礎を作り上げたカーメル・ワイナリーの為にブドウ作りを続けていましたが、1984年にミハエルの孫にあたるジョナサン・ティシュビによってティシュビ・ワイナリーが創設されます。
以後一貫してファミリーによるワイナリー経営が行われていて、葡萄作りに農薬や、殺菌剤、除草剤等々を使用せず、また肥料を使う事も無く、土壌の持つ力を信じてブドウを育てるやり方を引き継いでいます。
ヴィーガン認証を取得しているのも、こんな背景があるんですね。そしてカルメル山麓(ジフロン・ヤアコヴ)から始まったブドウ作りもガリラヤ地方、エルサレム近郊のジュデアンヒルズ、そして南のネゲヴ砂漠とイスラエル全土に広がりを見せています。
※ティシュビ・ワイナリーについて詳しくはこちら:『ティシュビ・ワイナリー』

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